こんにちは、暖淡堂です。
「十八史略卷一」の3回目。
炎帝神農氏の部分です。
この炎帝神農氏も、普通の人間の姿ではありませんでした。
十八史略(全卷)目次は以下のリンクからご確認ください。
炎帝神農氏
〔炎帝神農氏〕姜姓。人身牛首、継風姓而立。火德王。斲木爲耜、揉木爲耒、始敎耕、蜡祭。以赭鞭鞭草木、嘗百草、始有医薬。敎人日中爲市、交易而退。都於陳、徙曲阜。傳〔帝承〕〔帝臨〕〔帝則〕〔帝百〕〔帝來〕〔帝襄〕〔帝楡〕。姜姓、凡八世、五百二十年。
〔炎帝神農氏〕炎帝神農氏は姜姓であった。人の身体に牛の首という姿で、風姓のあとを継いだ。火徳の王であった。
木を削って鋤を作り、木を曲げて柄とし、はじめて農耕することを教え、一年の終わりには、収穫を感謝する祭を行った。
赤い鞭で草木を叩き、多くの草を舐めて試し、医薬とすることを始めた。人々には日中、市を開き、物を交換して帰らせた。
陳を都とし、それから曲阜(きょくふ)に移った。
〔帝承〕、〔帝臨〕、〔帝則〕、〔帝百〕、〔帝來〕、〔帝襄〕、〔帝楡〕に帝位を伝えた。みな姜姓で、およそ八世、五百二十年続いた。
身体は人間で、首が牛。
以下のリンク先をご参照ください。
おでこに大きな瘤があるような姿ですね。
実在したとしても、それほど不思議なことではないかもしれません。
次回は黄帝です。
伝説ではありますが、その事績が詳しく述べられるようになります。
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