出身地
北海道出身です。高校までは砂川で暮らしていました。
石狩川と空知川の流域に広がった空知平野の北のほぼ端にある街です。
夕張山地から連なる山々の方角から陽が昇り、ピンネシリの方角に沈んでいくのが見える土地でした。
北海道の開拓が本格化した明治期に炭鉱の採掘が始まって、それを運び出すための運輸・交通の要衝として発展しました。
僕が高校生の頃もまだ炭鉱での採掘は続いていましたが、産業としては勢いがなかったですね。
平成になる頃にはほぼすべてが閉山になっていたと思います。
自宅はぐるりと田んぼに囲まれていました。
季節ごとにいろんな動物や虫たちの存在が身近に感じられました。
特に夏はにぎやかでしたね。
田んぼで蛙が一晩中鳴いたり。
早朝は郭公の鳴き声が山や林の方から聞こえてきました。
そのおかげで、田畑や里山からちょっと離れた、混み合った住宅街に住むと、なんとなくいつも落ち着かない感じがします。
学生時代
砂川の高校を卒業した後、旭川の大学に4年(教育学士)、札幌の大学(博士(理学))に5年通いました。
通算で9年間。ずいぶん長く大学に通いました。
学生時代は軽音楽部に所属し、いくつかのバンドに参加。ドラムを叩いていました。
時々ヤマハのオーディションを受けたりしましたが、プロになりたいという意識はあまりありませんでした。
オーディションを受けに行くのが楽しかったのだと思います。
就職してから現在まで
西日本に拠点のある化学系企業で特許や商標などの知的財産管理の仕事をしています。
また、社内からの著作権に関する相談に対応しています。
もうすぐ定年なのですが、著作権関連の知識を整理するために、2023年6月にビジネス著作権検定の上級を受けました。
無事1度で合格。
勉強にかけた時間は30時間と少し。
もともと仕事のなかで知財関連の法文を読んだり、判例を見たりしていたので、それほど苦労はしませんでしたが、簡単な試験でもありませんでした。
今回勉強して得た知識は、実務のなかで活用していこうと思います。
入社時は研究所に配属になりました。研究者として特許を数10件出願しています。
また、仕事で行った研究成果をまとめて、学術論文を英語で5報以上書いています。
学会発表もずいぶんしましたね。
春と秋は学会参加の出張をよくしていました。
厄年の頃に研究現場から管理部門に異動になり、さらに海外駐在(タイ)も経験しました。
インドやシンガポールに出張して現地の人たちと採用面談をしています。
異文化コミュニケーションの経験は今の暮らしのなかで生きていると思います。
現在は東京で勤務しています。
自宅は神奈川県内で、現在は会社の制度変更もあり、在宅勤務と出社と半々くらいです。
週に一〜二回程度、混雑する電車で出勤しています。
性格など
基本は理系の人間で、考え方が少し理屈っぽいところがあります。
家族に指摘されながら、できるだけ柔らかくなろうと努力しているところです。
趣味
読書は小学生の頃からずっと続けていて、もはや趣味というよりは生活の一部かと。
学生時代にはドラムを叩いていましたが、現在はギターを静かに弾くくらいです。
音楽は聴き続けています。雑多に聴いています。
いいな、と思ったものはしつこく聴き続ける癖があります。
そこを聴くか、と思われるようなものを聴いている可能性があります。
文章は日々書き続けています。
古典の翻訳、電子書籍作成、販売を少しずつ進めています。
ブログについて
Yahooブログで2004年くらいからずっと書き続けていました。
しばらく更新していなかったのですが、サービス終了のアナウンスがあり、まったく何もなくなるのも寂しいのでアメブロで再開しました。
アメブロで2年弱書き続けていたのですが、ふと思い立って移動してきました。
ここの姉妹サイトの「還暦記:暖淡堂」(旧安心感の研究 by 暖淡堂)もほぼ同時に立ち上げました。
「多摩丘陵てこてこライフ&ワーク(旧Takachiko! Takachiko! 暖淡堂)」も運営しています。
このブログ「散木の小屋」では、古典や歴史小説の紹介、日々の雑感なども記事にしていきます。
ボチボチと書き進めます。
どうぞよろしくお願いします。
ブログタイトルの「散木」について
「散木」とは役にたたない木のこと。荘子には、この木で作った舟はすぐに沈み、この木で作った棺はすぐに腐る、という内容の文章があります。あまり使い道のない木のことですね。
この、あまり役にたたない、使い道のない木の切れ端のようなものを集めて作った小屋のようなブログ、というものを想像しながら当ブログのタイトルにしてみました。
データを日々少しずつ追加していくような形で、気がついたら何かが出来上がっているけど、それもあまり役にたたない。そういうことでもいいかな、と考えています。
時々はお付き合いいただけますと幸いです。
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