こんにちは、暖淡堂です。
十八史略の原文データ化を進めています。
三皇の太昊伏羲氏の後に王となった女媧の箇所に、次のような文章があります。
(原文)断鰲足以立四極
(書き下し文)鰲の足を断ちて以って四極を立て
女媧の時代、共工氏が祝融氏と争いますが勝てません。
怒った共工氏は世の中をめちゃくちゃに壊してしまいます。
壊れてしまった世の中を、女媧氏が修復します。
傾いてしまった大地を、鰲の足を切って四隅の柱とすることで安定させます。
ここに出てくる鰲とは、空想上の動物で、大亀のことです。
その足が、天地を支える柱になるほどの大きな亀だったというのですね。
画像がありました。
共有します。
ちょっと「アンギラス」っぽいですね。(わかるかな?)
十八史略の原文データ化の進捗は以下のリンク、または本ブログのリンク一覧からご確認ください。
散木の小屋:十八史略巻一 太古 〔天皇氏〕以木徳王。歳起摂提。無為而化。兄弟十二人、各一萬八千歳。〔地皇氏〕以火徳王。兄弟十二人、各一萬八千歳。〔人皇氏〕兄弟九人、分長九州。凡一百五十世、合四萬五千六百年。人皇以後、有曰有巣氏、食木實。至燧人氏、始鑽燧、教人火食。在書契以前、年代・國都不可攷。…
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