こんにちは、暖淡堂です。
現在、日本で入手が容易な「十八史略」の書籍はいずれも抄訳のものになります。全文が通読できるものは高価ですね。明治書院の新釈漢文体系に「十八史略」上下巻がありますが、古書店で見つけられたら儲け物です。
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東洋の古典や歴史小説などを読み直すときに、歴史の流れについても頭に入っていると理解しやすくなります。そのための参考図書として「十八史略」はとてもよいものです。中国の太古から元の時代の初めの頃までの通史になっています。
「十八史略」に書かれていることの大略を頭にいれるためであれば抄訳で十分です。そうではありますが、日本では古くから多くの人たちに読まれてきた「十八史略」の全体像を把握できるようにすることも価値があります。
また、入手しやすい書籍化もできたら、多くの人に喜んでもらえるのではないかと考えました。
それで、当サイト「散木庵」では、まず「十八史略」原文全文のデータ化を進めます。それと並行して、いくつかの興味深い話題をブログ記事として紹介しようと思います。登場する人物(伝説上の人物も含みます)や出来事、あるいは難読の漢字などもテーマにする予定です。
ブログ記事の例
全文は膨大な文章量になりますので、最後まで作業を進めるのに長い時間がかかる見込みです。少しずつ作業を進めます。お付き合いいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
データ化作業の状況は、本ブログのページ「十八史略 巻一」などからご参照いただけます。
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