中国の唐の時代の禅宗の僧、臨済の言行を記録した「臨済録」。
その原文全文を整理して、以下のサイトに置きました。
臨済が修行し、また後進の学僧たちを指導した時代は唐の時代の末期。
唐は玄宗皇帝の時代に起こった安史の乱の後、国内を力のある軍閥が分有しているような状態でした。
山東省で生まれた臨済は、禅の修行を河北省を中心に行いました。
有力な軍閥の帰依を受け、修行のための寺院などもその地に得ています。
臨済録原文は宋が金の圧迫を受けていた頃(1120年頃)に円覚宗演がまとめたものと伝えられているものを用いました。
臨済録は、唐から宋、明にかけて多くの人たちに読み継がれて来ました。
その文章は、当時の口語文に近いとのこと。
いわゆる我々が学校で漢文として習うものとはちょっと違いますね。
この当時の禅宗の修行僧たちのやり取りが、臨場感あふれる形で記録されています。
どうぞ、以下のリンクからご覧ください。
「臨済録原文全文(補完版)」の記事の下部には、現代語訳の記事のリンクがあります。
臨済録原文全文を現代語訳しました。
Kindle本として販売開始しました。
試読可能です。
できるだけ自然な話し言葉になるように心がけました。
ぜひ、ご一読を。
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